Tomoru Oba
      大場 点        




山巡りの旅



■2010年8月23日〜26日 八丈島
 23日 竹芝から22:20発の東海汽船かめりあ丸に乗り、八丈島へ。
 24日 9:30頃、八丈島の底土港に着、宿へ荷物を置いて八丈富士へ。

 晴れです。宿でタクシーを呼んでもらい、7合目付近の登山口まで運んでもらいました。運転手さんからは、「この時間からじゃ暑くてきついよ」と言われたものの、果敢に挑戦! 10:20登山口着、火口の稜線まで日陰のない石段をひたすら登り、11:00に火口の縁に到着。火口をのぞき込むと、いやはや、とんでもないところです。鬱蒼とした樹林に被われ、まるでジュラシック・パークのよう。手つかずの自然が広がっていました。

 稜線を時計回りにのんびり辿り、11:20に山頂、12:30にもとの分岐点へ。もと来た道を下って、登山口近くのふれあい牧場で一息し、タクシーで登った道を徒歩で2時間程かけ三根の町まで下りました。
町のあちこちにはハイビスカスの赤い花が咲いています。南国です。夕飯は、梁山泊という郷土料理の店で、ぶど、あしたば、ねり(おくら)などを堪能しました。

 25日、7:40に宿を出発し、八丈富士の向かい側に位置する三原山を目指します。8:00に登山口に到着。約1時間、アスファルトの細い林道を上り詰めると電波塔に。そこから急の階段の細い道をさらに1時間以上登ります。ここはほとんどハイカーが来ないのだろうか。藪が生い茂っていて、足下がよく見えないほどです。おまけに、昨日に増して暑い、暑い、暑い。頂上手前の稜線に立ったときには、着ていたTシャツが汗でビショビショ、なんてしんどいんだ! 夏場の島登山はあかんです。

 12:40、登りとは反対側の樫立の集落に着き、13:00に「ふれあいの湯」という温泉場に到着。宿がある三根まで行くバスは15:30まで無いので、そこでゆっくりと温泉を堪能。
 翌日は、9:50発(遅れて10:10頃発)の東京行きの東海汽船にて帰途へ。途中、御蔵島、三宅島を経由して、竹芝桟橋に着いたのは午後9時でした。


■2009年7月20〜22日 日光湯元でキャンプ、切込湖・光徳牧場を辿るハイキング
  20日 車で一般道を通り日光湯元へ。11:00キャンプ場着、午後は湯ノ湖を散策。
  21日 6:00湯元から三岳山麓を時計回りに辿り光徳牧場へ。13:00湯元に戻る。
  22日 7:30テントをたたみ、帰途へ。下妻でローズポークのトンカツを食い、14:00帰宅。


 行った日は晴れていたものの、翌日は朝から小雨。予定では白根山へ登るつもりでしたが、断念し、湯元源泉から刈込湖・切込湖を経て光徳牧場へ抜ける、三岳山麓をぐるっと回るハイキングコースへ。初めは小雨だったものの、光徳牧場から湯ノ滝へ行くあたりではどしゃ降り。翌朝は晴れて、雲を冠した男体山がよく見えたのもつかの間、7時過ぎにはまたもやどしゃ降り。その中でなんとかテントを撤収し、帰途へ。途中の道の駅でほんの一瞬、雲間から部分日食が見えました。


■2008年9月8日〜11日 南アルプス 聖岳
   8日 中央道経由で飯田へ。そこから南アルプス西側を聖光小屋へ。12時着、キャンプ。
   9日 6時出発。ひたすら登り、13時ころには聖平小屋に到着。一泊。
  10日 5時に小屋を出て聖岳山頂へ。8時すぎに登頂、たっぷり堪能後、小屋へ戻りまた一泊。
  11日 同じく5時に出発、ひたすら下山。日帰り温泉で汗を流し、辰野で一泊、翌日帰宅。

 これほどの好天はひさしぶり。山頂は快晴で360度の大パノラマでした。最高! 9月の平日にもかかわらず、小屋は中高年のハイカーでにぎわっておりました。多くは百名山目当てのようです。生きているうちに全山制覇しようと。深田久弥(「日本百名山」の著者)も罪なものです。まるでスタンプラリーのようにハイスピードで山を踏破している模様。小屋では「先週は***へ、先々週は***へ登った・・・」といった話題ばかりで、ちょっと辟易。


■2007年6月22日〜23日 那須 三本槍岳〜三斗小屋温泉
  22日 前日夜に峠の茶屋駐車場で車中泊。峰の茶屋から朝日岳を経て三本槍岳へ。引き返し、
      尾根づたいに下って三斗小屋温泉へは13時頃に着。一泊。
  23日 峰の茶屋まで登り、茶臼岳山頂へ。引き返し、峠の茶屋駐車場へ戻る。

 会社の同僚W氏と金曜日有休をとって那須へ。21日の夜遅くに駐車場に着いたときにはすでに雨。翌朝もやまず、せっかく来たのだからと、カッパを着込んで三本槍を目指すも、雨は激しさを増すばかり。ひたすら歩くだけで、山頂で写真も撮らず、三斗小屋温泉に着いたときには、雨がしみこんでずぶ濡れ状態でした。お互い、350ml缶×6のビールを背負ってきていて、温泉を堪能しながら飲んだくれておりました。
 翌朝はものすごい快晴、一日ずらせばよかった。


■2005年9月21日〜22日 中央アルプス 桧尾岳
  21日 早朝、駒ヶ根橋の駐車場に車を置き、バス&ロープウェイで千畳敷へ一気に。尾根づたいに
      南下し、桧尾岳直下のキャンプサイトに14時頃到着。一泊。
  22日 来た道を引き返し、ロープウェイで下山。

 当初の予定では、桧尾岳にテントを残し、空木岳を往復しようと計画していたものの、22日は朝から大荒れの天候で、断念して早々に引き上げてきました。尾根の西斜面から吹き上げてくる強風と、大粒のヒョウにやられまくりながら、なんとかロープウェイの駅に辿り着きました。こんなことなら、前日に駒ヶ岳や宝剣岳に登っておけばよかった・・・。翌日は快晴。疲れた身体をひきずり、長男の高校受験の説明会へ。


■2004年10月18日〜19日 吾妻山
  18日 常磐道・磐越道を経由し裏磐梯へ。檜原湖畔を通って白布峠駐車場に車を置き、西大嶺
      を経て西吾妻山山頂へ。引き返し、檜原湖に下りて、湖畔のキャンプサイトに一泊。
  19日 諸橋近代美術館を見学、ダリを堪能。

 一応、晴れてはいたものの、もやっていて、あまり展望は開けませんでした。檜原湖畔のキャンプサイトにテントを張り、一泊。私以外は誰もいない・・・。そう、10月半ばを過ぎているので、もうテントでは寒いのです。シュラフの他、セーターやらコートやらを総動員しても、明け方は寒くて寝ていられませんでした。
 諸橋近代美術館では、ダリの彫刻作品が多数展示されています。ショップで「やわらかい時計」(本当にやわらかいわけではない)を購入、現在、部屋に掛けて使用しております。


■2003年10月14日〜15日 白神岳
  14日 前日夜から常磐道・東北道・秋田道を経由し、途中SAで仮眠、早朝に登山口に到着。
      天候は曇り。午前中で白神岳山頂を往復、午後は十二湖を散策。能代で一泊。
  15日 男鹿半島を回ってから帰宅。

 山頂からは、もやっていながらも、日本海の雄大な景色を臨むことができました。晴れてきそうだったので、山頂でのんびりしようと思っていたところ、十数名のおばちゃんハイカーが大声でべちゃくちゃしゃべりながら登ってきたため、早々に下山することに。午後は十二湖へ。案の定、晴れてきました。近くには「日本キャニオン」という崖が。どこがキャニオン?と首をかしげそうな、腰砕け観光スポットです。


■2003年5月3日 伊豆・天城山
   夜明け前に家を出て、東名・小田原厚木道・伊豆スカイラインを経て登山口へ。昼前には下山。

 このころは、GWに伊豆高原でルシャンの合宿をしていました。午後からの練習開始に間に合うように、午前中で踏破。快晴に恵まれ富士山の眺望を満喫、また、たくさんの野鳥の声を聴けました。


■2001年4月 妙義山
 関越道・上信越道経由で松井田妙義へ。妙義神社駐車場に車を置き、奥の院、白雲山を経て、相馬岳へ。東岳への道は危険とのことで、そこから妙義中間道へ下り、妙義神社へ戻る。

 話には聞いていたものの、険しい山道です。鎖場の連続で、腕がパンパンに。縦走を目論んでいましたが、「危険!」の看板に恐れをなして、相馬岳から中間道へ下りました。中間道は、4月の桜の季節ともあって、観光客がうじゃうじゃ。微妙に場違いな格好で、神社へ戻り、その後は磯部温泉で汗を流して帰宅しました。


■2000年10月4日〜6日 早池峰山
   4日 前日の晩から東北道で紫波へ。河原坊駐車場に車を置き、山頂へ。下りは小田越へ。
      小田越からは林道を下って河原坊へ。遠野で一泊。
   5日 龍泉洞や安家洞を見て、久慈・十和田を経て、新郷村で一泊。
   6日 十和田湖、奥入瀬渓谷など見て、帰宅。

 高橋克彦「総門谷」を読んでから、一度は行ってみたいと思っていた早池峰。好天に恵まれたものの、強風に苦しめられました。特に小田越方面への下りは岩場で、風でバランスを崩さないよう、緊張して下山。遠野一泊後、青森まで北上、新郷村(旧 戸来村)の「キリストの墓」を見学。なんと、イエス・キリストは、弟のイスキリを身代わりに架刑を免れ、ロシアを越えて八戸から日本へ上陸、戸来村に定住し80歳まで生きた、という説があるのです。村営の温泉に一泊、土産に「キリストの墓」という日本酒を購入。


■2000年5月2日 大菩薩峠
  中央道勝沼から塩山を経て柳沢峠へ。ここに車を置いて、大菩薩嶺、大菩薩峠までを往復。

 まあ、軽いハイキングですな。途中の小屋の脇に、木彫の地蔵さんがおりました。よいお顔で。帰りは、塩山に下る途中にある日帰り温泉で、十二分にまったりと過ごしてから、ゆるゆる帰途につきました。


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